直傳靈氣とは何かを解説します!
2023/10/04
こんにちは。アルティの佐野です。
現在、「靈氣療法」(レイキ)は代替医療として世界で広く実践されています。
臼井甕男師(1865~1926)の"多くの病気治癒をもたらした手技療法"である「臼井靈氣療法」は、大勢の人々によって支持されてきました。臼井甕男師亡き後も「臼井靈氣療法」は、直弟子林忠次郎医師の功績により世界に知られる療法となっていきました。が、西洋レイキとして広まる傍らその技法は複雑化し、本来の「臼井靈氣療法」とかけ離れていくものも出てきました。そこで林忠次郎氏から山口千代子師に直に伝わった「臼井靈氣療法」をできるだけ正確に伝えるべく、山口千代子・忠夫師によって1999年「直傳靈氣研究会」が立ち上げられました。
では靈氣(レイキ)とは何でしょうか?
一般に「靈氣とは宇宙に遍満する万有を生かすエネルギーのことである」と言われています。
ならばこのエネルギーは当初から私たちの神髄にあり、私たちを生かすものと言えましょう。
また、あまり知られていないようですが、「臼井靈氣療法(大正11年~)」以前に治療としての「靈氣療法」が既に存在していました。
日本心象学会会長の川上又次師は独自の「靈氣療法」で多くの難病を治したと言われています。
大正8年、日本心象学会から出版された本には靈氣について下記のように記されています。
『靈氣とは目で見ることはできず、手で触れることも出来ない無形のもので、然もあまねく宇宙間に存在し、万有の成り立つ本源であり、生命活力の生ずる源泉である。であるから、万有の生滅流転は一つとして靈氣の作用によらないものはない。物と靈氣とは二つであるが二つではなく、絶対不離の関係を持っている。然しこれを科学的に説明することは未だできない。ただその働きは霊妙不可思議であることを眺め驚くだけである。
然し、その存在は古くから認められていたもので、彼の造化(神の作った天地、自然)といい造物主といい、又、神や仏と呼んでいたものは何れもこの靈氣に他ならない。最近はこれを生命力と呼んでいる。』
川上師は靈氣を”造化””造物主””生命力”といい、万物を生み生かし動かし存在せしむるエネルギーとして捉えていたようです。その靈氣が欠乏した状態こそが病気というわけです。
しかも「その靈氣の存在は古くから認められていた」とも言っています。
川上師によれば「靈氣療法」とは万有が持つ根源のエネルギーである「靈氣」による療法ということです。
更にはもっと古く「玉利喜造の靈氣説から見る自然と体」(野村英登 東洋大学エコ・フィロソフィー研究Vol.9)にも靈氣についての以下のような記載があります。
☆『江戸期の三大農学者・佐藤信淵(さとうのぶひろ1769~1850)は、“鎔造化育論”で宇宙論を展開する中で天地万物の元となる靈氣を設定し、この靈氣が万物悉くに浸透していることを説き、自身の農学論や経済論の土台とした。』
☆『1899年農学博士第1号を授与された玉利喜造(1856~1931)の最期の出版物「内観的研究説」は玉利の靈氣説の集大成と言ってよい。(玉利は)靈氣は、霊妙なる“有機的気団気塊”で、“生物の生命に必要なるもの、否、実に生命の根源なれば、固より寸時も欠くべからざる有機的霊妙の気塊なのだ”と述べている。玉利は「内観的人類進化説」に於いて、靈氣が霊魂や精神の他、潜在意識や副意識とも呼ばれるものであることを指摘し、実はそれが人間の本源であり「宇宙実在万有の本体」と称されるものではないかとしている。靈氣は「至霊至妙宇宙万有の本源にして、自ら刺激物となり、また、自ら霊動して遂に万物を創造し、また、自ら刺激を受けて益々発達する力を有する」。玉利は靈氣を生物や人類の進化の原動力になっているものと主張している。』
佐藤信淵・玉利善造師もまた「靈氣」とは”天地万物の元””生命の根源”であると捉えていた。
靈氣(レイキ)は「宇宙万有の本源」であるから、この地に存する私達にも、広大なる宇宙空間にも遍く浸透しているのであるから、私達がこのエネルギーを享受し活用することを阻むものは何もないといえよう。
アルティでは、この靈氣(レイキ)の恩恵を伝えるべく直伝靈氣セミナーを開催しています。
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